シリコンバレー式 自分を変える最強の食事 デイヴ・アスプリー (著), 栗原 百代 (翻訳) を読んだ

「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」を読んだ。

ライフハックとはなんだったのか

一昔前。「ライフハック」というのがアメリカから輸入されて日本でもはやった。

世間一般にはライフハックとは、仕事をショートカットする便利なテクニックや、おばあちゃんの知恵的な小技みたいなもの、との認識だった。

そんなちょっとしたテクニックに「ライフ」という言葉をくっつけるなんてアメリカ人も大げさだな、と考えていた。

しかし。ライフハックとはそういった小さなことではなく、アメリカ的合理主義を根っことした、未知の領域を許さず、因果律をときあかそうという好奇心なのではなかったか。

本書に「ライフハック」という言葉は出てこないが、「バイオハッカー」という言葉が出てくる。その文脈から「ハック」「ハッカー」という単語の意味が、少し理解できた気がしたのだが。

冒頭から脱線した。

自分の身体をハックしよう

ライフハックの対象が、自己の身体に向いたのがバイオハッカーだと、理解した。著者は、大金と時間を投じ、世界を旅し、文献から知見を得て、あらゆるダイエットを試す。

究極のバイオハッカー。本書はその集大成。

Amazonレビューには、

「これはお金持ちだからできる手法で、庶民には食べ物にこれほどコストをかけることはできない」

という声が多いが、これは正確ではない。

著者は自分の身体に対する飽くなき好奇心から、どのような不調でも執念をもって原因を探り、解決を図る。

この好奇心、執念、解決へのエネルギーは、おそらくは自己の身体だけにとどまるものではない。

事業にそれを注ぎ込んだからこそ、成功し、経済的な自由を得て、この本を書けるような活動ができるようになったのではないか。

不合理と未知を許さず徹底して解決を図る

ぼくも食事を記録して、体調を管理しているつもりだったが、本書を読むと、

「オレぜんぜん甘いわ〜」

と。

身体の不調を、なんとなく記録しているだけで、その原因を徹底して探ったりはしないし。

本書からはとても多くの示唆を得たので、何度も読み返してカラダ作りに役立てたい。

あと、本書に登場する完全無欠コーヒー(バターコーヒー)を飲むだけでやせるというダイエットが流行りつつあるようだけど、本書のどこにも「バターコーヒー飲むだけでやせるよ」とは書いてないので注意しよう。