44歳のオジさんが22歳女子とおつきあいすることになったんだけど

彼女ができた。

メイクをキメればちょっとミーガン・フォックスみたいな雰囲気のセクシーガール。

なんで? どうやってそんな奇跡起こしたの? プロじゃないの?

▲ミーガン・フォックス。そうそうカノジョこんな感じ!

ぼくは44歳で、ハゲでバツイチで、起業したばかりでお金もない。彼女は22歳だから、歳は半分。

22歳のカノジョができたよ、ということを友人に報告するじゃない? すると、

  • なぜそんな奇跡が起きたのか!?
  • どんな魔法をつかったのか!?
  • 恐喝してるの?
  • プロは彼女とはいわんぞ

とかツッコまれる。失礼な。

弔鐘はるかなり 北方謙三なら許されること

44歳の、ハゲでブサイクでカネもないオッサンが、20代の女のコとおつきあいするのは不可能に近い。

ぼくの敬愛する作家、北方謙三は、

「俺はね、還暦の時に今後は自分の3分の1、つまり20歳のコとしか付き合わないと決めたんだけど」

(ウェブゲーテより引用)

と述べている。

還暦といえば満60歳。しかも自分の年齢の半分どころか3分の1。さすが北方先生。

しかし、北方謙三だから許される。

ふつうのオッサンはこんなこと口にしてはいけないし、思ってもいけない。キモチわるいから。

ぼくも、

自分の半分の年齢の女性とつきあおう

とか、

できるだけ若い女の子とつきあいたい

と考えていたわけではない。

実は去年、同い年の女性(ということは当時43歳)に

「おつきあいしてください」

と申し込んだんだけど、フラれてしまって。そろそろ女性とおつきあいするとか、そういうこと自体をあきらめねばならない年齢なのか、と。

モテるためにモテたいという欲望を捨てることができるか

フツーの男が、恋愛の土俵に立つための推薦図書がある。書評を以前に書いた。

この本の主旨は「モテるために、モテたいという欲望を超越する自分だけの場所を作れ」というもの。「モテたい」という思いが前面に出た、ギラギラした男はモテない。

ぼくも散々ギラギラしてて、何度もフラれてきた。

モテたいなら、モテたいという欲望を超越する自分だけの場所を作れ。ぼくの自分だけの場所は「ジムで筋トレすること」だった。

筋トレをはじめた動機は「いいカラダになって女にモテたい」だったけど、3ヶ月も筋トレを続ければ気づく。

スーツをかっこよく着こなせるほどに身体のかたちを変えるのは、大変なことなんだ、と。

それでも続けてると、筋トレする動機が変化してくる。筋トレが楽しくなってくる。

群れずにひたすらバーベルを握りつづけろ

「モテるため」から、「楽しいから」に筋トレへのモチベーションが変化する。「モテたいという欲望を超越する自分だけの場所」が、筋トレとなった。

この、自分だけの場所をもつと強い。群れなくとも、独りで楽しむことができる。

友だちはバーベルと己の筋肉。筋トレの知識を学び、食事、栄養、サプリやダイエットの知識が増えると、その結果がカラダにあらわれてくる。

テキストのフィーリングが合えば恋愛が成立しやすい

筋肉が付き、カラダが変わるとモテるようになった。

黙っててもセクシーガールがあいさつしてくれたり。マジですよ……!

マンガみたいなベタな出会いもあった。そんな出会いが成立したのも、筋トレという場所があったから。女性に対して、ギラギラせずに、対等に会話できたから。

ところで、今の彼女とは、ジムで出会ったのではない。このブログで出会った。

このブログ、当初は自分の記録として筋トレと食事を淡々と記録していたんだけど、ありがたいことに、そんな記事でも興味を持って読んでくれる読者がいて、彼女もそのひとり。

ブログには、書き手の情報がつまっている。人柄もあらわれる。たぶん、ぼくのブログを読んで、

「この書き手は、少なくとも悪いやつではなさそうだ」

ぐらいのことは、わかるはず。ひたすら筋トレして自炊してるだけだから。

彼女は、出会った当初から「なんでそんなことまで?」というぐらいぼくのことを知っていて、それはこのブログを熱心に読んでくれていたから。

テキストのフィーリングが合う。テキストをとおして体験を共有し、対話する。

そういうことでも、恋愛が成立する助けとなるようで。

バッターボックスに立ちバットを振り続けるために

ぼくの場合は、「モテたいという欲望を超越する自分だけの場所」が筋トレだったが、これはなんでもいい。たとえばアニメでもいい。

ただし、アニメを「モテないことのさびしさから逃避する場所」としてはいけない。

モテること以上に「アニメを楽しむことが自分だけの大事な場所」となっているなら、いっしょにアニメを楽しめる異性が、あらわれるかもしれない。

性欲をもって女性を見ることをやめなければならない

というわけで、44歳のバツイチのハゲたオジさんが、22歳のセクシーガールとおつきあいすることになった背景をまとめた。

要点をまとめると、性欲をもって女性を見るのをやめよう、ということに尽きる。

健全な男子だと、それはさとりをひらくほど難しいが、せめて性欲を忘れてうちこむことができる瞬間をもってみよう。