大人の男が自分探しをするためのノート術

「大人になる」って、どういうことなんだろうね。

大人でも夢を見ていいし、自分探しをしてもいいはず。

いや、オトナだからこそ、人生の後半戦に備えて、本当の自分を「再発見」しておきたい。

インドとかに放浪の旅に出なくとも、ノートとボールペンと、少しの時間があれば手軽に自分探しはできるんですよ……

大人の男はツラいよ

大人の男はツラい。

肉体は消耗していく。

責任は重くなる。

若年者からは目の上のタンコブ的にあつかわれる。

ふと、

「オレの人生これでよかったのか」

「この先もこのままでいいのか」

と心の声がささやく。

フタをして気づかないフリをする。

もう大人だろ。現実を見ろよ。

夫だったり、父だったり、上司だったり。立場、責任、しがらみがあり、それなりのふるまいが求められる。

でも、ずっとその調子だとストレスがたまって家庭や職場にも悪い影響が出るかも。

自分にだけはウソをつけないから。

だから、大人の男だって、夢を見て、本当の自分を探してみよう。

性格診断がなんだかスッキリしない理由

今の自分は本当の自分じゃない。

いろんなものを取り除いて、洗って磨き上げたら、本当の自分があらわれるはず。

そんな思いを持つ人が多いから、世の中には性格診断がこれほど多いのかも。

性格診断。

お手軽なものから、有料で複雑で高度なものまで、本当の自分を発見できるツールとしての性格診断は、いつの時代も人気がある。

性格診断をしてみて、その結果に納得したり、しなかったり。

しかし、正直なところ、心の底から本当に納得できる性格診断って、今までにありました?

言ってることはわかるんだけど、なんだか今ひとつ納得できない。

だからまた、違う性格診断をしてみたり、自己啓発本を読んでみたり。

それはもっともなこと。

なぜなら、性格診断の設問に答える自分自身が、そもそも責任や立場やしがらみでがんじがらめ。本当の自分ではない自分が答えてる。そこから導き出される診断に違和感があるのも当然なこと。

性格診断には「素直に、深く考えず答えて下さい」みたいな注意書きがあるけど、それができれば苦労しないのよね。

本当の自分や夢は自分で発掘して発見するしかない

立場や責任やしがらみをはぎとった、本当の自分。

本当にやりたかった夢。

志。

それは、誰かが作ってくれた性格診断では掘り出せない。

自分で自分の中から発掘して発見するしかない。考えて、探すしかない。

考えるには、書くこと。

書く自分は、立場や責任やしがらみに縛られてるから、最初はカッコいいこと書こうとして、うまく書けないかも。

でも毎日少しずつ書く。

そのうち、書いてるときだけ、立場や責任やしがらみを忘れることができるようになる。

すると。自分でもハッとするような発見がある。

その積み重ね。

だから、毎日ノートを書いて、書くことを習慣にしたい。

書き方は自由でいいんだけど、いきなり自由に書こうとしても書きにくいから、本当の自分や夢の発見に適したノート術を次にまとめてみよう。

4行日記で本当の自分を発見する

本当の自分を発見し、夢を具体化するのに最適な「4行日記」。

以前に記事を書いている。

▲関連記事

4行日記は、ホントに4行の日記を書くだけ。

時間はかからないし、手軽。

しかし、継続しないと意味がない。書き方にコツがあるし、コツをつかむには慣れるしかない。

最低でも3ヶ月は続けないと、効果らしきものは見えてこない。

2年も続けると、その効果は絶大で、人生を変えるほどの発見があるかも。

スマートノートで思考を深め論理づける

ノートの見開きの右側から書き始めるスマートノート。

思考を深め、アウトプットするのに最適なノート術だ。

スマートノートには、ノートを毎日継続する、紙面をケチらずに書く、ちょっとしたアイデアを拡大して理論付けする、といった様々なしかけがある。

1日に1見開き書くことを継続すれば、漠然とした疑問に答えが出せるかもしれない。

モーニングページでずっとやりたかったことを見つける

朝起きたら、とりあえずなんでもノートに3ページ書く、というモーニングページ。

▲モーニングページを提案する本「ずっとやりたかったことをやりなさい」

新版でてるの今知った。旧版は翻訳が今ひとつだったから再度読んでみたい。

モーニングページは、朝起きたらまず頭に浮かんだことをノートに3ページ書く、というもの。

とにかく書く。書くことがないなら「なにも書くことがない」ということを3ページ書く。

いくつかルールがある。

誰にも見せない(誰かに見せるならカッコよく書こうとしてしまうから)。

最初の8週間は自分でも読み返さない(読み返すと自分で恥ずかしくなってカッコよく書こうとしてしまうから)。

12週間は続ける。

会社行きたくないとか、なんでオレがこれだけ苦労しているのにアイツだけとか、醜い嫉妬や欲望とかで我々の頭の中は満たされている。

ネガティブなそれらの感情を書いて可視化すると、いったんは放り出すことができる。

すると、次には本当にやりたいことが、出てくる。

スルスルと出てくる。

毎朝、これをやることの効果は絶大だ。

ノートを書き続けたら人生が変わっていた事例

ここで、ノートを書き続けて人生まで変わってしまった男の事例を。

まあ、ボクの話なんですけどね……

ここにまとめた4行日記とスマートノートとモーニングページを何年か続けた結果、人生が変わってしまった。

ボクは自分のことを、組織に属し、チームワークの一員となることで力を発揮できる人間だ、と分析していた。

しかし、ノートを書き続けるうちに、誰かに管理されたり、あるいは誰かを管理したりするのが実は苦手なのだ、という自分を発見してしまった。

さらには、仁義礼智信を重んずる儒教的な価値観がストレスになっていることに気づいたり。

  • 管理するのもされるのもイヤ。
  • 仁義とか、礼儀作法とか、もういい加減にしてくれ。

これを要約すると、自由。自由でありたい。

自由こそが、ボクの最も大切なことだった。

なにかが変だ、本来あるべきことからズレていないか、と感じ続け、ノートを書き続けて、これに気づいたときはけっこう衝撃だった。

なにしろ、

自由に生きたいなんて言ってる連中は甘いんだよ、もっとリアリズムを持てよ

と考えてたぐらいだから。

でも、本当は自分がその自由を渇望していた。

それに気づいてしまい、認めてしまうと、あとは速かった。

ここに書けないようなことがいろいろとあって、価値観が180度変化して、会社辞めて起業してしまった。

ノートを書く時間は自分探しの旅をしてみよう

人生の歩を進め、歳をとるということは、親、教師、上司、そして世間から、教育されるということなのかもしれない。

より良い社会生活を送るために、その教育は必要なことなのだが、何度も何度も価値観を上書きされ、立場や責任といったものがついて回るようになると、本当の自分を見失い、やりたかったことが埋もれ、ストレスの元となるんじゃないか。

大人の男ともなれば、家庭や仕事に何らかの責任を負っているはず。

それらを全部放り出し、自分探しの旅に出かけることはできないが、ノートを書く時間ぐらいは、責任や立場を放り出してもいい。

そして、本当の自分や夢を発見してしまったら、それはそれとして大事にしまっておいてもいいし、少しでも実現すべく行動に移してもいい。

実は、自分について回る立場や責任って、不変のようでいて移り変わっていくもの。

親はいずれいなくなるし、子どもはあっという間に巣立つし、会社は定年でいずれ去ることになる。

立場や責任が変化しても、人生は続く。でも、自分の軸が明確になっていて、夢に向かって行動していれば、環境がどう変化しようと、うろたえずにすむ。

では、どうやって夢に向かって行動するのか。

長くなってきたのでまた次の機会に。