ジョジョ展を観てきた 30年も読み続けているマンガの原画に感動したッ!!

「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」(通称ジョジョ展)を観てきたッ!!

ジョジョ展の開催地「国立新美術館」へ向かうッ!!

ジョジョ展は作者である荒木飛呂彦氏の原画が観れる展示会。

ジョジョ第一部からリアルタイムで連載を追ってきた者としては観にいかねばなるまい。

急遽、ジョジョ童貞の嫁に単行本読破を勧め(この人結局2部のジョセフVSワムウ戦までしか読まなかったので展示内容はなにがなんだかわからなかったはず)、9月某日、二人して国立新美術館にたどり着いた。

▲国立新美術館の前に立つ嫁

ジョジョ展入場者のうち、第二部の途中までしか読んでない、という罰当たりな者が他にいたのだろうか。

原画それ自体がスタンドなのではッ!!

▲写真撮影可なパネルのうち一枚

しばらく並んで入場。

いきなりドデカいパネル群にむかえられる。

しかし、この展示の圧巻は、この巨大なパネルではなく、連載時の原画。

一部のクライマックス、二部のクライマックス、三部のクライマックスには泣けた。

あと七部のクライマックスも泣けた。

マンガの原画って、印刷された紙面と違い、解像度がケタ違いで、情報量が多い。

肉筆に魂がこもっている。

この原画そのものが、荒木飛呂彦のスタンドなのか……

ジョジョの奇妙な各部ごとの感想ッ!!

第一部 ファントムブラッド 連載を打ち切らなかったジャンプ編集部の奇跡ッ!!

▲写真撮影可のパネルの一枚

ジョジョは1986年に週刊少年ジャンプで連載がスタートした。

クセのある画と、19世紀イギリスというなじみのない舞台設定で、掲載位置は巻末をキープ。いつ「オレたちの戦いはこれからだ!」で打ち切られてもおかしくない状態だったが、奇妙なパワーのある作品で、なんか毎週読んでしまう作品だった。

物語のキーとなる「波紋法」がやっと登場するのが3巻で、これ「北斗の拳」でたとえると北斗神拳が3巻でやっと登場するようなもので、よく当時のジャンプでこんな展開がゆるされたな、と。

波紋法が登場してからは一気におもしろくなり、タルカス戦の「ラックとプラックの剣」で、これは真剣に読むべきマンガだなと気づき、「ジャンプを入手したら読む順番」が一気に上昇し、北斗の拳>ドラゴンボール>男塾>ジョジョ、ぐらいになった。

今から思うと「男塾より後かよw」と自分でも笑うが、天挑五輪大武會前半ごろまでの男塾は確かにわけのわからないパワーにあふれていた。

第二部 戦闘潮流 「最も好きなジョジョ一位」になることが最も多いッ!!

▲写真撮影可のパネルの一枚

えッ主人公変わるのかよ? という衝撃とともに登場したジョセフ。

ジャンプバトルもののテンプレ通り、敵の強さはインフレし、吸血鬼より強い「柱の男たち」と戦う。

このころから、巻頭カラーとなることも増えた記憶がある。

当時の荒木画伯の画は緑の使い方がきれいでアートっぽく、舞台がローマに移ると、オシャレっぽさが鼻につくこともあったが、ワムウの登場でそんなものは一気に吹き飛んだ。

サイヤ人たち、北斗神拳の人たち、そしてワムウ。少年マンガにはやはり「戦闘マニア」が欠かせない。

シーザーVSワムウ戦から館で交渉してジョセフVSワムウの戦車戦の流れは何度読んでも、今読んでも神レベルの熱さ。

単なる不思議パワーだけでなく、トリックや心理戦を駆使したバトルは、ジョジョが先駆けだったと思うのだが、それが本格化したのは第二部あたりから。

その日の気分で「最も好きなジョジョ」は変わるのだが、第二部は「最も好きなジョジョ」となることが最も多い作品だ。

第三部 波紋からスタンドへ ジョジョ最大の転換ッ!!

第二部のワムウ戦で、すでにジョジョは「ジャンプを入手したらすぐに読む作品」となっていたが、第三部の予告では次期主人公が学生帽をかぶっており、舞台は現代日本であることが示された。

今でこそ承太郎は人気キャラだけど、ジョナサン、ジョセフの次がヤンキーの日本の高校生で、しかも荒木画伯デザインの変な学生服で、さらには波紋法に代わる「幽波紋」(スタンドというルビが振ってあった)というパワーがキーとなるということで、正直「大丈夫かなジョジョ」と不安になった。

当初は、作者もスタンドの扱いに振り回されているのではという雰囲気もあったが(スタープラチナが自由に指伸ばせるんだったらハイエロファント・グリーンの優位性が無くなるよね)、「ポルナレフと花京院VSホル・ホースとJ・ガイル戦」あたりから一気におもしろくなった。

弾丸操作。光に乗って移動するという個性的なスタンド能力。

その能力を組み合わせて戦う複数体複数のマッチ。

スタンド能力だけに依存しない心理戦。

後のジョジョに続く面白さが、ここで確立されたのではないか。

また、ジョジョの五部、六部、七部は、旅をしつつ話が進むロードムービーとなっているんだけど、その原型が作られたのも第三部で、それによってジャンプお得意のトーナメントバトルを回避できたのも大きかった。

あと四部から八部も感想書こうと思ったけどスゴい量になるからこのへんで……

第五部のアニメに期待ッ!!

▲第三部読んでないのにスタープラチナやる嫁

で、2018年10月5日から、いよいよジョジョ第五部のアニメがスタートするわけで、楽しみにしている。

第五部、自分の中で総合的な評価は高いわけではなく、「最も好きなジョジョ一位」となることはない。

しかし、五部の実質的主人公であるブチャラティの存在は大きい。

第五部の総合的な評価は低くとも、ジョジョのすべての登場人物のうちブチャラティは「最も好きなキャラ一位」に近い。

ブチャラティには熱いセリフが多い。

『任務は遂行する』
『部下も守る』

あんたは今 再びッ!
オレの心を『裏切った』ッ!

きさまに
俺の心は
永遠にわかるまいッ!

名バトルも多い。

特にプロシュート兄貴との電車戦、そこから心臓割りしてペッシ戦でのアリアリはアニメで観るのが楽しみでしかたない。

▲写真撮影可のパネルの一枚

あとこのパネル観て、一瞬ブチャラティとトリッシュが馬に乗っているのかと思い「よかったなブチャラティ……」とブワッときかけたんだが、これどう見ても徐倫だった。

と、10代中盤からアラフィフになるまで読み続けたジョジョの原画に目を奪われつつ、思ったことをダラダラ書いてるうちに長くなってきたので、アリーヴェデルチ!