「約束を守ること」が最強の個人ブランディング 会社辞めて起業してもすぐに仕事がとれてしまうほど効果はデカい

起業した。

株式会社を設立し、営業を開始した。

まずは、お世話になった前職でのお客さんに、起業の報告も兼ねてあいさつに回っている。

はじめはアポを取ることさえ苦労するんだろうな、と。もう、前職の看板は背負っていないので。

「信頼」があればお客さんの不安を吹き飛ばせる

しかし、予想に反して、あっというまにスケジュールがうまっていく。

問い合わせの電話がしょっちゅう鳴るし、すでに仕事もいただいた。

起業したばかりで何の実績もないのに、なぜ仕事をいただけるのか。

前職で、ある程度はお客さんから信頼を得ることができていたようだ。

お客さんが、起業したばかりのボクに仕事を依頼するとき、決して小さくはないリスクを背負う。

お客さんは会社組織に属している。

ボクがきちんと仕事をしなければ、お客さんは組織の中で、不利な立場となる。

そういった不安を、お客さんは常に抱えているはずだ。

しかし、その不安を上回る信頼が、ボク個人にあるとしたら。

あの人なら、この仕事を任せてもちゃんとやってくれそうだ。

お客さんがそう思ってくれたら、仕事をいただく第一段階はクリアできたことになる。

「信頼」を得るたったひとつの方法

信頼を得る方法はシンプルだ。

約束したことはやる

これだけ。

しかし、約束したことをきちんと守る人というのは、あまり多くない気がする。

訪問する時間を守る。

契約書、提案書、見積書といった、お客さんに提示する文書に書いてあることをやる。

商談や打ち合わせで、口にしたことはやる。

ちょっとした雑談で言ったことも、全部やる。

「その件、あとで調べてメールします」

と返事したら、必ず調べてメールする。

お客さんから本を薦められて、

「読んでみますよ」

と返事したら、必ず読む。

読んで、ブログに感想文を書いて、お客さんに、読んで感想文も書きましたよ、とお知らせする。

あの人は、必ず約束を守る。

そう相手が思ってくれたら、その効果は絶大だ。

最強のブランディングだ。

会社辞めて起業しても、わざわざ電話をいただき、仕事を得ることができるぐらいの効果がある。

やらなくても怒られないから気づかない

約束したことをやる。それを積み重ねていく。

時間がかかる。

そして、やらなくても、怒られることはない。

言ったことをやらないと、相手は怒るのではなく、あきらめる。

この人は言ったことをやらない人なんだ」と。

約束を守らないと、怒るお客さんがたまにいる。怒っていただけたらそれはとてもラッキーだ。そこで、気づくことができるので。

約束を守っても、それは当然のことなので、お客さんは大喜びはしない。淡々とした反応だ。

だから、約束を守る。それを継続する。というのは、簡単だが、実はとても難しい。

約束を守ればどんな策よりも効果がある

約束を守る、あるいは破ることの効果は、自身がお客の立場になれば、容易に想像できるはず。

約束を破っても、多くの場合は大して怒られない。それでも歯を食いしばり、約束を守る。

その蓄積は、あなたが会社を辞めて、実績ゼロの起業家としてスタートするとき、とても大きな武器となる。