洗濯機の修理マンの仕事への情熱に感動した件

日立のドラム式洗濯機、BD-V3400Lをつかっている。

ドラム式、洗濯物をほうりこんでスイッチオンで乾燥までやってくれるので、便利すぎ。

しかし、ある日のこと……

洗濯機のドラムから異音がして運転がストップした

いつものように洗濯機の電源を入れ、運転スタート。洗濯物の重量を確認するため、ドラムが回転。

すると!

洗濯機「シュイン、シュイン」

なにかがこすれているような音。

運転を止めて、ドラム内を確認しても異常なし。

(このときもっときちんと確認してればよかった)

しかたなく、異音がするまま洗濯を開始したが、脱水工程で異常を知らせるアナウンスが流れ、運転ストップ。

こわれたか……

メーカーのサポートに電話し、メンテの人にきてもらうことに。

出張費で3,000〜5,000円、修理やパーツ交換で最高4万円程度がかかることもあるとか。

痛い。

洗濯機はあっという間になおった

自宅に家電の修理に来てもらう、というのははじめて。みしらぬ人に自宅に入ってもらうというのは、気が進まない。

約束の日時。メンテの人がきた。

洗濯機を運転して、異音を確認。メンテの人、洗濯機を止めてふたをあけ、ドラムの中に手を入れ、なにかを引き抜いた。

▲カノジョのブラのワイヤー!

一瞬で洗濯機は直った。

▲ドラム式洗濯機のドラムには無数の穴が空いている。

▲もうちょっとよってみると

▲この穴

脱水でブラジャーからワイヤーが抜け落ち、この穴にささって異音の原因となったんだろう。

ドラムは調べたんだけど、ぼくの目はふし穴だったようで。

メンテの人が熱く語る ドラム式洗濯機のうまいつかいかた

▲このメンテの人、とてもいい方。

部屋に入ってくるときから笑顔で大きな声であいさつをしていただき、好印象。

1分程度で治ってしまったため、こんな暑い中にわざわざ来ていただいて申しわけない。

しかし、いやな顔ひとつせず、念のためにとセンサーとかバランサーとかのチェックをしていただき、さらにはドラム式洗濯機をうまくつかうコツを熱く語っていただいた。

脱水工程でドラムが加速しようとして、でもなかなか加速せずに低速運転を繰り返しているときは何をしているのか。

ドラム内に均一に洗濯物を配置すれば脱水はうまくいくがそれがむずかしい。

タオルケット一枚をうまく脱水するのがいちばんむずかしい。

柔道や剣道の胴着も水を吸って重くなるのでうまく脱水するのはむずかしい。

などなど。

そういったことを熱心に、話してくれて。ついついこちらも引きこまれ、ドラム式洗濯機の脱水工程にどれほどの技術が注ぎ込まれているかについて、長話をしてしまった。

好きなことを仕事にするのもいいし 仕事を好きになるのもいい

洗濯機のメンテ、というと一見つまらなさそうな仕事じゃない? ぼくはそう思ってた。ごめんなさい。

しかし、今回の件で、仕事を楽しむか、つまらなくするかは、自分次第なんだな、と。

おもしろい仕事と、おもしろくない仕事があるんじゃなくて、仕事をおもしろくするか、しないか、だけ。

洗濯機は日立製なんだけど、これを機に日立への信頼度は大幅にアップ。次回、洗濯機とか、さらには冷蔵庫やエアコンを買い換えるとき、日立の優先度は高いはず。

あれほど、自社の製品が好きそうなメンテの人がいる会社。これって、コマーシャルにお金をかけたり、量販店に営業マンを配置するよりも、とても効果的な営業だよな、と。

自分で仕事する上でも、いろいろと考えるところがあった。